陽子線治療の重要な役割のひとつは、従来のエックス線治療では十分な効果が得られなかった難治性疾患に対して、有効性を発揮することです。
安全性を確保しながら、小さい病変から大きい病変までさまざまな病変に対して、どのような治療を施すことが可能か生物学的に検証し、臨床への橋渡しをすることは、大学病院の研究部門として大変重要と考えます。
また、医学のみならず、臨床の現場で利用可能な安全で安心な放射線技術を物理の視点から研究しているのも、筑波大学ならではの特徴です。
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