治療費について
公的医療保険適用になる疾患(2024年6月現在)
- 小児腫瘍(限局性の固形悪性腫瘍に限る)
- 骨軟部腫瘍 *
- 頭頸部悪性腫瘍(口腔・咽喉頭の扁平上皮癌を除く)
- 限局性及び局所進行性前立腺癌
- 肝細胞癌(長径4cm以上)*
- 肝内胆管癌 *
- 局所進行性膵癌 *
- 局所大腸癌(手術後の再発)*
- 早期肺癌(Ⅰ期からⅡA期)*
* 手術による根治的な治療が困難なもの
保険診療による陽子線治療の場合は、陽子線治療の医療費についても通常の医療費と同様に、自己負担割合に応じて1~3割の自己負担で治療が可能です。
(ただし、治療や検査内容等によって総費用は異なります)
保険診療においては、高額療養費制度が適用になります。
詳しくは、厚生労働省のWebページをご覧いただくか、各市区町村の健康保険担当窓口やご加入の健康保険組合にご相談ください。
小児がん
小児がんの治療については、健康保険のほかに「小児慢性特定疾病医療費助成制度」が利用できます。対象は18歳未満の児童で、18歳になったあとも引き続き治療が必要であると認められる場合は20歳未満まで対象となります。
また、「小児がん交通費等補助金制度」もご利用いただけます。
こちらは、小児がん治療中にかかる諸費用のうち交通費・宿泊費の支援を目的とした「小児がん交通費等補助金制度」です。2020年1月1日より適用が拡充されました。
詳しくは、https://www.goldribbon.jp/participantsをご確認ください。
先進医療の場合
陽子線治療の技術料は、297万4千円です。全額患者さんの自己負担となります。
この金額に加えて、診察・検査・投薬・入院費などが必要となります。この部分については健康保険など、公的医療保険の対象となります。
※先進医療の陽子線治療の技術料(297万4千円)は、民間医療保険の先進医療特約の対象となります。詳細については、ご加入の生命保険会社へお問い合わせください。
エックス線併用治療・再治療の方について
医師の判断により、エックス線併用治療が必要な方、再治療が必要な方には、患者様の負担軽減のために別途費用設定を行っております。
X線併用治療の場合 | 148万7千円 |
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再治療の場合 | 126万8千円 |